先日祖母が亡くなりました。
近頃では入退院を繰り返し、何度も「今回はもう危ないかも」と言われては何とか危機を脱して…という感じでした。
なのである程度の覚悟は出来ていたわけなのですが、亡くなる前夜にはまだ普通に会話できていたらしく(息を引き取ったのは朝)、突然のことでもありました。
連絡を受けて、取り急ぎ会いに行ったのですが、いつも「よく来てくれたなぁ」と迎えてくれる祖母がもう目覚めないというのは頭では理解していても何か不思議な気持ちになりました。
患った病気のことだけでなく、色々と心労もあっただろうと思われる祖母なので、どうかゆっくり休んで欲しいと祈るばかりです。
翌日にお通夜を行うということで、その日は帰宅し、翌日は長女が幼稚園から帰ってきたら家を出ようと考えていたのですが、朝起きたらぐったりしていて熱が38℃。
幼稚園はお休みして、お昼前には微熱になったため祖母のところへ着いたらそちらで寝かせようと思い、途中で離乳食や子どもたちのおやつ等必要と思われる物資を買い込んで向かいました。
葬儀はごく近しい身内だけだったのでこぢんまりと執り行われました。
長女は元々こういった席では大人しくしている子な上に本調子ではないので私にくっついてじっと手を合わせていました。
次女は動きたい歩きたい1歳で、抱っこしていても仰け反って降りたがり、大騒ぎとまではいかないものの大人しく読経を聞いているわけもなく。
まぁ…そこは仕方がないですが。
線香とロウソクを絶やさないように交代で見守る予定でしたが、うずまき線香がものすごく長持ちで、見守らずとも余裕でした。
で、普通に寝られそうだとなったのですが夜にかけて熱が上がってきたらしい長女の眠りが浅くてしょっちゅう泣いてたので結局殆ど眠れませんでした。
翌朝はややすっきりしたのか、前夜にはなかった食欲をみせてこちらが驚くほど食べた長女ですが、お昼過ぎに40℃を超えました。
夫が告別式のために仕事を早退して向かって来てくれていたので、夫に長女を病院へ連れて行ってもらい、私は祖母とのお別れをさせてもらいました。
その結果が溶連菌だったわけですね。
てっきり感染でかかる病気だと思っていたのですが、それ以外にも常在菌が体の弱ったところで悪さをすることで発症する、と言った説明を病院で受けたそうです。
きっととても辛かっただろうに、病院へ送り出すまでの間、時々弱々しく「しんどい…」と呟くだけだった長女。
病院でも大人しく診察を受けていたらしく、先生や看護師さんたちに「偉いね」と褒められていたと夫が話してくれました。
結局診察やお薬待ちで夫と長女は告別式には出られなかったのですが、長女はお通夜から一緒に見送ってくれたし、夫も道中見かけた飲食店を「ここおばあちゃんと一緒に行ったお店やな」と思い出したりしてくれていたようで、きっと祖母も喜んでいると思います。
あとは長女の溶連菌が早く良くなりますように。
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