漫画『天使なんかじゃない』

このたび新装再編版が発売された、矢沢あいさんの『天使なんかじゃない』。

子どもの頃りぼんっ子だった私は小学生の時にリアルタイムで読んでいた作品で、単行本も全巻持っています。

ネットで「新装再編版が発売されますよ〜、表紙は矢沢あいさん描き下ろしですよ〜」っていう(ざっくりと…)ニュースを見て、「こんなに時を経てなお、売れると判断されたんだな」と感心してました(偉そう(^_^;))。

で、先日本屋さんで実物を見かけて、懐かしい!やばい読みたい!!って気持ちが盛り上がってしまいまして、長女が幼稚園に行ってて次女がお昼寝している間に一気読みです!ガッとね!

私が小学生の頃は大人でも携帯電話を持っている人は少なくて、小学校高学年〜中学生の頃、高校生がポケベルやピッチ(PHS)を持ち始めた…と思います。

なので『天使なんかじゃない』の舞台では携帯電話もポケベルも出て来ません。

公衆電話を使ったり、長電話で家の電話を占領することを叱られたり、今となってはあんまり見かけなくなった光景が当たり前にでてきます。

昔は家に電話かけるしかなかったもんねー!

今みたいに外出先でもダイレクトに連絡が取れたり、ラインとかで簡単にメッセージをやり取りしたり…そういう時代になったけど、でも本質は変わらないのかなって思いました。

だって大号泣しながら読んだもん。

晃はホントに高校生ですか?

1回翠とダメになってしまう時に「将志の帰りを待つ博子を放っておけない、一緒に待っててやりたいんだ。そのことがお前を傷つけるだけならおれたちはもうだめだよ」的なセリフ言ってますけど

何回見ても泣いてしまうんですけどこのシーン。

いや、自分が翠の立場なら「ハァー?!」ってなりかねないんですけど、でも晃にとってはどうしても譲れない部分…。

いい年した大人が20年以上前に買った漫画で大号泣ですよ。

何回も読んだ作品なのにね。

きっと次に読むときもまた泣くんですよ。

ちなみに私はマミリン大好きです。

芯が強いというか、カッコいい。

ホレボレするわ〜。

登場人物みんないい子たちですが、どうしても気になるのが志乃ちゃんが遊び歩いてた時の男たちですよ…。

少なくとも2回登場してるのでその日ナンパされました〜ってことでもなさそうだし…。

そこだけ気になる。セブンのことは大事にしてやってね。って感じです。

セブンと上手くいくかどうか知りませんが。

晃と翠、タキガワマンとマミリンのその後とかも読みたいな〜。

なんて夢が膨らむのでした。

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